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精神病質

出典: 究極の八百科事典『ウソペディア』
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精神病質(せいしんびょうしつ、サイコパス、:Psychopath)とは、近代精神を徹底的に追求した合理主義者である。

概要[編集]

精神病質とは、大脳辺縁系や前頭葉に存在する、共感能力に関する部位が常人に比べてうまく機能しないために、利己主義的になった人間、あるいはその症状のことを言う。有病率は全人口の数%で、簡単に言えばクラスに一人か二人ぐらいはいるだろう、ということである。

かつては、より幅広く、精神病者と健常者の境界領域、現在で言う人格障害全般を指していた。

特徴[編集]

精神病質者は、共感能力を持たないため、善悪を判断基準として持たず、他人を操ることも平気で行う。

極めて利己的であるが、短期的な最適手段を迷わず実行するため、他者から見ると、人当たりの良い魅力的な人物に見えることも多く、前頭葉の思考関連部位が健全に作動している範囲内では、社会的に成功する人間も多い[1]

思考関連部位の機能低下も併発している場合は、衝動性が目立つようになり、より反社会性の高いソシオパス(反社会性人格障害)であると判断される[2]。この場合、ハンニバル・レクターに代表されるように、シリアル・キラーなどの凶悪犯としての末路をたどることがしばしばある。自身精神病質者であることを発見した脳科学者のジェームズ・ファロンが『サイコパス・インサイド』を著し、精神病質のポジティブな側面に目を向けるまでは、一般社会では精神病質者と凶悪犯とは、半ば以上同一視されていた。

診断基準[編集]

100%の精度ではないが、おおよその判断の目安となる一連の問いを紹介する。いずれの場合でも、法的責任は問われず、対象者との面識もない状況を仮定して考えると良い。

[編集]

  1. 5人の人間が一方のレールの上に、1人の人間が他方のレールの上に縛られている状況で、電車が迫ってきている。あなたは転轍機を管理しており、これを切り替えれば、5人を助けることができるが、他方の1人が死んでしまう。切り替えなければ、そのまま5人が死ぬ。あなたは転轍機を切り替えるか?ただし、縛られている人間は解放できない。
  2. 5人の人間が一方のレールの上に縛られている状況で、電車が迫ってきている。あなたは線路の上にかかった橋の上におり、そこには一人のデブがいる。このデブを突き落とせば、その人が電車を停止させて、5人を助けることができるが、その人は死んでしまう。突き落とさなければ、そのまま5人が死ぬ。あなたはデブを突き落とすか?ただし、縛られている人間は解放できない。
  3. あなたは外科医で、5人の臓器移植待ちの患者を抱えている。そこへ旅人が通りかかり、あなたの診療所で健康診断を受けたところ、健康状態に問題がないのみならず、5人全員とドナーとして適合することが分かった。5人の臓器移植は早急に行わなければならず、このチャンスを逃せば助かる可能性はほとんど期待できない。あなたは、この旅人を殺して5人を救うことを選ぶだろうか?なお、もしも殺しても旅人は行方不明で片付けられ、捜査の手が及ぶ心配はないものとする。
  4. あなたは陪審員で、ある人を裁く立場にある。この人は、航海中に遭難し、飢餓に襲われ、人肉食をしなければ助からない状況にあったという。この裁判では、この人肉食に関して罪に問うかが争われている。さて、あなたはこの人を有罪にするか?無罪にするか?

解説[編集]

  1. (転轍機)この問いはダミークエスチョンで、8割の人間が転轍機を切り替えるため、どちらの答えを選んでも問題ない。
  2. (突き落とし)この問いでは、2割の人しか「突き落とす」と答えないという。「突き落とす」と答えた場合も、即精神病質者になる訳ではないものの、その可能性が浮上する。
  3. (外科医)この問いでは、精神病質者は即答で「殺す」と答え、そうでない人は迷ったり、「殺さない」と答えたりするため、比較的有効なフィルターとして機能するという。
  4. (陪審員)この問いでも、精神病質者は即答で「無罪」と答えるのに対し、そうでない人は迷ったり「有罪」と答えたりするという。現実にモデルとなった19世紀の事件があり、その裁判では情状酌量の余地が多分にあるものの、有罪である、と判定されたらしい。

え?診断した結果、精神病質かもしれないと思ったって?…まあ、気にしないで。せいぜいこれはユーモア欠落症の素晴らしい診断書と同じぐらいの信用性しかない、あくまで目安でしかないのだから。

どうしても気になるのであれば、きちんとした専門機関で診断してもらうと良いが、本物であれば自分が精神病質であることを知っても平気だろうから、悩む時点で多分君は大丈夫である。

精神病質者と近代精神[編集]

近代精神(おさらい)[編集]

長々と専門家気取りの如く書いていることで、成人式ではなくこの記事こそ藍色コンテストの有用性部門に放り込んだ方が良かったのではないか、と思っているかもしれないが、もう少しだけお付き合い願いたい。

近代的な精神は、16世紀ごろ、ヨーロッパでイギリス経験論大陸合理論が形作られたことで始まったとされている。経験論の創始者フランシス・ベーコンは「知は力なり」と宣言することで後の工学の基本理念を形成し[3]、合理論の創始者ルネ・デカルトは、「我思う、故に我あり(Cogito ergo sum.)」と述べ、人間の中心に理性を置いた。

二つの思潮はニュートン力学の成立や、産業革命及びフランス革命に至る過程で結実され[4]、理性的存在としての人間崇拝[5]と、支配・操作・収奪対象としての自然を生み出した。

こうして出来上がった19世紀資本主義社会を見て、マルクスなどは「人間さえも支配・操作・収奪対象となってしまい、本来の労働から疎外された」と述べ、その問題意識が共産主義の根底に見られた。マルクスの共産主義が正しかったかはさておき、地球規模の環境問題が露見し始めた20世紀に入ると、「人間も自然の一部である」という認識がエコロジストを中心に広まり、結果として人間を自然同様、支配・操作・収奪対象として扱われることが追認された[6]

精神病質者と近代[編集]

ここまで言えば、精神病質者が近代精神の権化であることが、そろそろ見えてくるであろう。

近代史において支配・操作・収奪の対象であることが認められた人間(他者)を、通常の人間はそのように扱うことに抵抗する[7]が、精神病質者は迷わずにそう扱う。

実際、ゲーム理論を適用すれば最適解[8]が明確に割り切れるような状況における心理学的・経済学的実験においても、非精神病質者は「相手が人間であるか」「相手がどう思うか」などを基準として判断に迷うことが多いのに対し[9]、精神病質者は、「どうすれば自分の取り分が最大になるか」のみを考えるため、最適解の通りに振る舞う傾向が強い[10]

社会的に見ても、経営上必要な判断、弁論における最適戦略[11]、グロテスクな内臓を見ることになる外科手術などを迷いなく実行することができるため、CEO弁護士(聖職者[12])、外科医などとして成功しているケースが多い。

精神病質者の限界[編集]

ここまでだけ見ると、精神病質者は素晴らしい成功者のように見えるかもしれない。しかし、近代精神がニヒリズムや環境問題の前に修正された[13]ように、精神病質者にも限界がある。

最大の限界は、しばしば短期戦略しか見据えていないことである。それ故、ちょうど資源の枯渇を考えずに石油製品を大量生産したり、リョコウバトを乱獲で絶滅させてしまったりしたように、容易にモニカ・ルインスキーホワイトハウス内で交わってしまったり、フェイク・ニュースに油を注ぐようなツイートをしてしまったりする[14]

更に悪い事に、良心を持たないので、時には合理的であれば法を犯すことも辞さないことも知られており、しばしば精神病質者が経営する企業はブラック企業として社員を疲弊させ、短期的成功と引き換えに長期的には離職者が相次ぎ、結果的に傾いてしまうことでも知られている[15]

もっと悪い場合には、蓮実聖司のように手段として殺人を行うこともあるが、そこまで至る場合は稀である。何故ならば、「そのような犯罪は露見しやすく、リスクの割りにベネフィットが少ない」と多くの精神病質者は考えるからである。犯罪で言うのであれば、捜査一課よりも、捜査二課に関連したもの[16]に手を染めることの方が多いとされている。露見しにくいと考えられているからである。

これは、各国がかつての侵略・植民地化を伴う帝国主義から、自由貿易協定などを通じた経済支配を狙う、経済帝国主義へと転換してきたことにほぼ対応していると言えるだろう。

対処法[編集]

精神病質者は近代精神を忠実に体現しているので、隙があればあなたを利用しようとする。

あなたが自分が賢いと思い込んでいるのであれば、逆に策を弄し返して、化かし合いを行う関わり方もできるだろうが、大抵そのような試みは失敗し、リスキーであるので、精神病質者だと疑われる人間とは、なるべく関わりを減らすことが一番だと言われている。

とはいえ、戦略的利害が一致している限りでは、極めて分かりやすい行動を取ってくれるので、ビジネス・パートナーなど、あくまで戦略的関係に留める範囲内では、関わっても何らかの利益が得られる可能性がある。一過性の栄華、一炊の夢になる可能性を覚悟の上でなら、そのような関係性を持つことはありかもしれない[17]

代表的な精神病質者[編集]

要出典ではあるが、そのように噂をされている人物[誰によって?]の例を挙げる。多くが社会的成功者であることに気付くことだろう。

脚注[編集]

  1. 実際、精神病質者の割合が最も高い職業はCEOであり、上位には他にも弁護士、外科医、聖職者など、社会的地位の高い職業が並んでいる。
  2. しかし、両者の区別は、専門家の間でも曖昧で、確立されたものではない。
  3. 以降、工学では自然は操作・支配される対象となっていく。
  4. カントから始まるドイツ観念論の流れは、一回脇に置いておく。ヘーゲル、ヘーゲル左派も近代精神に大きな影響を与えたとはいえ、最も根底的な部分はそれ以前の精神と共通だからである。この流れの行き着く先は、共産主義として後述する。
  5. 簡単に言えば、神の代わりに人間(特にその理性・知性)を崇めること。人間の能力を無限に見立て、種としての人間が永続するものであるかのように扱われる。
  6. この間には、人間崇拝すらも排除する虚無主義ポスト・モダニズムなどが流行したことはあったが、「持続可能な開発(Sustainable Development)」という言葉に見られるように、権力層や大衆の主流派は、未だに人類永続と恒久的発展の幻想を信奉しており、この意味では、知的レベルでの近代が終焉しているとしても、社会的な意味での近代は未だ継続中であると言える。
  7. 良心の呵責に襲われるためである。
  8. 支配戦略、均衡戦略等。利得を最大化する戦略。
  9. 高偏差値症候群に罹った東大生など、一部の合理主義者・功利主義者は除く。彼らは知的レベルで問題を判断しているため、必ずしも精神病質者でないとしても、精神病質者と共通の判断をしばしば行うが、その場合内心では葛藤を抱えていることが多い。東大生や東大出身官僚政治家に特有の回りくどい表現は、その葛藤をごまかすために相手を煙に巻こうとしているのである。
  10. 反社会性の強いソシオパスのレンジに入っても、この傾向は同様である。
  11. 時に、と言いくるめることも含まれる。
  12. 初版投稿者は、無神論者である。は、未知を補ったり、善悪の基準や人生の目的に根拠を強引に与えたりするために、人間の考えた道具でしかないと考えている。
  13. 本当は挫折なのだが、それに代わるものを為政者が用意できていないので、持続可能な開発、などと形を変えて、近代の終焉との直面を何とかかんとか先延ばしにしているのである。
  14. この二人の大統領はサイコパスなのではないかと、アメリカでは言われている。
  15. 具体例は、私が言うまでもない
  16. 不正取引など、経済・経営に関連した犯罪。
  17. 未だに近代を継続中の社会の中で生きているのだから、その程度の関係性を持ったところで、大差ないことであろう。
  18. 口が裂けているだけなのは、口裂け女であって、彼ではない。

関連項目[編集]



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